幼稚園のホームページと可能性 |
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幼稚園のホームページは、とても大きな可能性を持っています
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1. 新しい情報を発信することが重要 |
「幼稚園のホームページって、おもしろくない!」
ぜんぜん更新されてなくて、3・4年前の情報が載ってたりもする。
施設面積とか、沿革とか、はっきり言って知らなくても良いし・・・。
ズバリ!見たい情報が載っていない。
さて、幼稚園のホームページは、なぜ、おもしろくないのでしょうか?
それは、
1. ホームページに見たい情報がないから(少ないから)。
2.情報が古すぎるから。
要するに、一方的に情報を載せているんですね!
もっと、相手の立場を考えた情報(必要としている情報)を発信していくことが大事なんです。 (よく子どものケンカの時に言うでしょ!? 「相手の気持ちを考えてごらん」とかって。)
相手の立場を考えるということは、
相手が誰なのか(幼稚園のホームページを誰が見ているのか)を考える必要があります。
さぁ、誰でしょうか?
それは、おそらく、
1.幼稚園に入園している人(在園児関係)
2.入園したい人(入園希望者)
3.幼稚園の近所の人
4.園に就職・実習したい人
などでしょう。この人たちの共通点は「子育てにかかわっているor関心のある人」だと思います。
要するに、幼稚園のホームページは、「子育てにかかわっている人」が見ているんです。
なので、この人たちに向けて情報を発信していくことが大切です。(→これがターゲット)
それでは、ターゲットは、なぜ幼稚園のホームページを見るのでしょうか?
それは、
1.いま、幼稚園の情報を知りたいから
だと思います。
インターネットというのは、「調べれば、新しい情報が得られる」という印象があります。
なのに、せっかく調べてみたら、その情報が古かったり、探してたものでなかったらガッカリですよね。
(ガッカリさせられ続けると、ホームページを見てくれなくなります。→ホームページの価値はゼロに・・・)
要するに、新しい情報を発信することが重要なんです。
しかし、多くの幼稚園では、これらのことが出来ていないんです。
だから、おもしろくないんです。
残念ながら、 これらのポイントをおさえてホームページを運営している幼稚園は、ほとんど存在しません。 そればかりか、6割以上の幼稚園がホームページすら開設していません。
*CHILD-LIFEが行った「幼稚園のホームページ開設状況の調査(千葉市内)」より
現在、インターネット利用者が8000万人近くいて、企業のホームページ開設率は約8割となっています。(総務省 通信利用動向調査より)
この状況のなかで、幼稚園のホームページ開設率4割は、低いのではないでしょうか?
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2.ホームページで子育て支援を展開 |
「じゃぁ、ど〜すれば良いの!?」
その答えは、いたって簡単!
ターゲットが見たくなるホームページにすれば良いんです。
多くの幼稚園では、
園児募集の為の情報公開を主として、ホームページを運営しているようです。
幼稚園のホームページが、10〜11月にかけてアクセス数が倍増する事実がある以上、この運営方針は否定できませんが、「幼稚園のホームページが持つ可能性」を忘れることはできません。
(管理人が手掛けている幼稚園のホームページのアクセス解析より)
幼稚園のホームページには、園児募集という役割以上の可能性があるんです。
この可能性をひきだした時、幼稚園の存在価値が高まり、結果的に園児募集への掛け橋となるでしょう。
では、「子育てにかかわっている人」が見たくなるホームページとは何でしょうか?
それは、
1.正確で、役に立つ情報
2.子どもの様子がわかる情報
だと思います。(2.は、おまけとして書いただけですが・・・)
Yahoo!でキーワード「子育て」と検索すると約174,000,000件ヒットしてきます。
分かりますか?この意味が・・・。
子育てをキーワードとしたホームページが約1億7400万あるんですよ。
これだけある中から、「自分の知りたい情報」「確かな情報」を探し出すのは容易じゃありません。
情報が氾濫しすぎています。
そこで、「幼稚園」が「子育てに関する」「正確な情報」を公開することに意味があるんです。
幼稚園のホームページには、情報の氾濫をある程度整理する可能性があるんです。
なぜなら、幼稚園には
1.子どもとかかわる上での、ノウハウがある
2.子どもの集団がある
からです。
このことは、幼稚園(保育園)で子育て支援を展開している理由にもなってますが、ホームページ上で子育て支援を展開することが出来るということでもあるんです。
「幼稚園」という公共性のある団体が、情報を公開し子育ての手助けが出来れば、約2億もある子育てサイトの中で、ある一定の正確さを提供できることになります。
ですので、幼稚園のホームページで、子育てを応援する情報を提供してください。
幼稚園のホームページで、子育て支援を展開するんです。
もちろん、正確な情報でね。
(子育てには1つだけの正解はありませんので、そのことを伝えていくことも重要になるんですよ。)
幼稚園のホームページで、子育てについての情報を公開していけば、それだけで子育て支援になるんです。
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3.子育て情報の集約と公開 |
「具体的に、何をやればいいの?」
ヒントは、「情報による子育て支援-保育園経営ブックレット」にあります。
この本では、
ホームページの双方向性を利用することで、地域住民を主体的に巻き込み、地域子育て情報や地域イベント情報を収集して公開する方法を述べています。
地域子育て支援センターでは、何を行っているでしょうか?
1.育児相談
2.友だち作り(子育てサークル育成・支援含)
3.あそびや地域情報など、子育て情報の提供
等が大きく先行しているのではないでしょうか。
園庭や保育室を開放することで、親子が集まってこれらのことが行われていますが、この3つ、インターネットを使ってでも出来そうじゃないですか?
(その為には、いろんなハードルがありますが、この際ここでは置いておきましょう。)
ここにポイントがあるんです。
ここから見出せるポイントとは、
1.コミュニケーション
2.子育て情報の提供
です。
コミュニケーションを図るには、
意見や考えを言い合える環境が必要です。
その手段としては、メールや掲示板・チャット、ブログのコメントやトラックバックなどがあります。
ホームページ上で、多くの「子育てにかかわっている人」が自分の悩みや状況・出来事、地域の情報のやり取りをし合ったらどうでしょうか?
育児相談が展開され、子育て情報が集まりコミュニケーションが行われていきそうですよね。
(もちろん、幼稚園がある程度、情報の管理をする必要はありますよ。情報の正確さを保つ為に)
また、子育て情報を提供するには、
「子育てにかかわっている人」が何を知りたいと思っているか、それを知り、答えていくんです。
ホームページで「子育てにかかわっている人」の質問に答えることだけでも、子育て情報の提供になるんですよ。
この2つこそ、「ホームページの双方向性の利用」です。
これは、インターネットを使った新しい子育て支援の展開と言えるでしょう。
この様に、「ホームページを利用しても子育て支援が出来る」という点が、これからの幼稚園のホームページ運営において重要なキーポイントになってくるんです。
幼稚園のホームページは、
「園児募集や宣伝の為だけにあるのではない」
「子育ての応援が出来る可能性と大きな価値があるのだ」
ということを、知っている人と知らない人とでは、その実態は大きく違ってきます。
「子育てにかかわっている人」のニーズをホームページで公開していくこと。
ホームページを利用して「子育てにかかわっている人」の応援をしてくこと。
たったこれだけで、あなたの幼稚園のホームページは先駆的存在になると思います。
(どうせ今から、ホームページを作るなら、先をいったことをしましょう☆)
園児を集める49のヒント―幼稚園・保育園の魅力づくり
パンフレットやホームページの作り方、保護者への効果的なアピール方法を掲載
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4.ホームページに公共性を持たせよう |
「そんな理想的なことを言ったって、ホームページを作れる人がいないよ・・・。」
そう、ここまで述べてきたことはまさに理想です。
現実、運用を考えても、ここまでの話はハードルが高くそう簡単にはいきません。
でも、
とりあえず、園の情報を在園児に伝える取り組みから始めていきましょう。
そして、ゆくゆくは、ネットで子育て支援の展開です。
幼稚園には、実際、パソコンすら使えない人が多いのだと思います。
(現代は、中学生でもパソコンの授業がありますから、だいぶ比率的には多くなってると思いますが・・・)
パソコンが出来て、ホームページを作れる技術があっても、残念ながら保育の先生方は、今までに述べたホームページの可能性を知りません・・・。
なぜなら保育者は、子どもとかかわるプロであって、パソコンやインターネットのプロではありませんから。 また、保育者は日々の保育の仕事におわれ、時間的にも、技術的にも、考えることすら難しいんです。
だからこそ、この可能性を文章にまとめました。
誰でも簡単に「幼稚園のホームページの可能性」に気づいてもらえるように・・・。
ホームページを作ることは簡単です。
問題は、更新作業が出来るかどうかなんです。
でも、
パソコンで文章入力ができる技術があれば大丈夫。
文章入力さえ出来れば、いま述べてきた「幼稚園のホームページの可能性」を実践できます。
いつまでも、幼稚園のホームページを、低い開設率にしておきますか?
このまま「子育てにかかわっている人」を情報の氾濫の中に、ほうりこんでおきますか?
もっと、幼稚園のホームページに公共性を持たせていきましょう☆
いまの幼稚園ホームページ業界の現状を変えていく必要があるんです!
職員が極限まで少ない幼稚園では、更新作業は難しいところあるかもしれません。
でも、とりあえず、
「ホームページを見てる人(ターゲット)の役に立つものを載せる」、このことから始めてください。
幼稚園の日々の出来事や行事に、+αの子育てに役立つ情報を載せるだけで良いんです。
たった1行でも良いんです。
幼稚園の先生がオススメする絵本を紹介したって良いんです。
とにかく、
出来ない出来ない言ってる前に、動いてみてくださいね☆
→ブログの作り方を紹介している「ブログ講習会」
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ここがポイント!
まずは、園の一日の流れを書くというものでもかまいませんよ。
「読んでもらう、見てもらう」ことを考えて、相手に伝える気持ちを持って文章を書いてみてください。
伝える気持ちを持って作るだけで、ぜんぜん違いますから☆ |
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5.幼稚園でのパソコン活用法 |
以前、私は私立高校の、幼稚園・保育園に興味がある生徒を対象として 「メディアコミュニケーション」という授業の講師をしました。
「幼稚園でパソコンがどのように活用されているか」を中心に、「メディアとコミュニケーション(情報の伝達・共有)について」や「これからの上手なパソコン活用法について」の授業内容です。
具体的には、 幼稚園や保育園に就職して役立つパソコンの活用方法を伝えていました。
(いわゆる誰でも教えられる、「パソコンの使い方」を教えているのではありません。)
何が言いたいか・・・!?
それは、新卒(若い)の先生に、パソコンのことは聞いてみるということです。
いまも、若い人は、小学・中学生の時からパソコンに触れています。
その分、いろいろな発想・アイデアを持っています。
「幼稚園でのパソコン活用法」 で最も大切なことは、アナログとデジタルの融合です!!
手書きの良さとデジタルの便利さを、どう組み合わせるかなんです!
(実際、私の授業ではその活用方法として「インターネットの活用の仕方」から「ネームプレートの作り方」までを伝えていました。)
そのアイデアと実現力は、若い人の存在が大きくなるはずです。
特に、携帯電話との融合は、幅広い可能性をもっていますから・・・。
幼稚園でのパソコン活用法。。。
保育の経験が浅い若い先生を違った側面でたてるという意味も含めて、ぜひ、若さのアドバイスを聞いてみてくださいね☆
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ここがポイント!
幼稚園は、いまだにデジタル化が進んでいません。手書きの良さはとても大切です。しかし、デジタルの効率の良さも取り入れる時代がきています。
「デジタルとアナログの融合」。 考えてみてください。
(分からなければ、私もお手伝いしますので問い合わせてくださいな☆)
→活用法PDF準備中☆ |
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大切な人が主人公になる絵本!
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