子育てと保育の豆知識>少子化対策と経済的支援

子育てと保育の豆知識
少子化対策と経済的支援

少子化対策、7割の母親「経済的支援を」・内閣府調査
10月8日 (NIKKEI NET)
→ http://health.nikkei.co.jp/special/child.cfm?c=0

----------
内閣府が8日発表した「少子化社会対策に関する子育て女性の意識調査」によると、重要と考える少子化対策として、約7割の母親が教育費の補助や児童手当などの「経済的支援」を求めていることが分かった。

調査は子供を持つ20―40代の女性4000人を対象に、2月17日から3月6日に面接方式で実施した。有効回答率は56.5%。

重要と考える少子化対策(複数回答)では「経済的支援」を挙げた人が69.9%に上り、「子供を預かる事業の拡充」(39.1%)や「出産・育児のための休業・短時間勤務」(37.9%)が続いた。


望ましい経済的支援の内容(複数回答)は「保育料や幼稚園費の軽減」(67.7%)や「乳幼児の医療費無料化」(45.8%)、「児童手当の金額引き上げ」(44.7%) が目立った。

児童手当は全体の75.6%が「少子化対策に役立つ」と回答した。
----------



内閣府が発表した8日発表した資料結果はこちら
→ http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/m_html/1mokuji-html.html

この調査結果を見ると、いま必要なのは、育児時間よりも、預ける場よりも、何よりも、お金が必要ってこと。


子どもをほしいと思わない人の3割が
→ http://www.child-life.jp/sun/text/a/052.htm
「教育費など子どもを育てる経済的余裕がない」ということを理由にしていることからしても、子どもがいる・いないに関わらず、経済的支援を望む声が高いことが伺えます。

夫婦が生活するだけでも厳しさがあるこの不景気の中では、育児時間の為に就業時間を短縮しても、子どもを預ける施設が増えたとしても、「あまりかわらない」というのが実情なのかもしれません。

育児時間を取れれば、子どもといられる時間は増えます。
子どもを預けられれば、働くことが出来ます。

しかし、いくら働いたって、基本給がUPされるわけではないので、少子化対策に「経済的支援」を望む人が多いのは、「あたりまえといえば、あたりまえ」 なのかもしれません。


少子化と経済的支援の関係については、竹中経済財政相も、子育て費用に負担感が少子化につながっていると指摘しています。
→ http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20050812ur22.htm


・・・こういった「お金」の政策を考える時に、いつも、いつも、思うのですが、、、

約567万円ものボーナスをもらってる人が、ボーナスカットカット!安月給で子育てしている人を、本当に、親身になって考えられるのでしょうか・・・。
→ http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050630_2.html

あなたは、どう考えますか?

 



 



 


 アクセサリー材料と国内最大級の手芸専門店クラフトマックス
 大切な人が主人公になる絵本!


Copyright © 2003-2009 CHILD-LIFE . All Rights Reserved.
  ++ + +