「高層住宅での子育ての問題点と今後の展望」という研修に参加してきました。
この研修では、
「数値的なデータなどによって高層住宅に住む親子は、育児や遊び(生活)をする上で心理的なストレスを感じやすい状態にある」
ということを話してました。
また、高層住宅自体の問題点として、緊急時の対応やエレベーター犯罪、落下 ・転落事故などがあることも分かりました。
今回、少しですが「高層住宅の子育て」についてご説明しますね。
「高層」の定義は?
それは、
1〜5階 低 層
6〜14階 中 層→(6階以上からは、エレベーターの設置義務がある)
15〜20階 高 層
20階以上 超高層
で、15階以上が「高層」になるそうです。
高層住宅の問題点は?
・外出の際エレベーターを使用し、下階・周囲への騒音き気を使う為に、外出不足になり、
子どもが不活発になりやすい。
・消火器などが落下するという落下事故や、エレベーター犯罪など、高層マンション特有の
問題が起こる。
・高層であるために、地上の自然と接触しにくかったり、緊急時の避難が難しくなったりする。
など等があります。
また、集合住宅における子どものおねしょ・おもらしについての調査もあり、それによると、高層階の子どもの方が、おねしょ・おもらしのどちらも、起こる割合が高いそうです。
---
この様な問題点ばかりを聞くと、高層マンションに住めなくなってしまいそうですが、この他にも、上り下りがめんどくさい為に外遊びが減ったり、泥のついた服をマンションで洗うのは大変などということもあるようです。
高層であればあるほど子育てと高層住宅という視点で見たときに、騒音や泥、外遊び、エレベーターの利用などに注意を払わなければならないので、子育てのストレスが増加するのかなぁっと思います。
外に出るのも一苦労では、少し遠い公園などに行くのも大変なことですよね。
高層住宅では、
大人が意識して積極的に”子どもを遊ばせよう”と考えなければ、騒音の為に室内で遊ぶこともままならず、外にも連れて行ってもらえずになり、不必要な子どもへのストレスが生れるだろうと考えられます。
そうならない為にも、大人が「高層マンション特有の子育てストレスがある」っと言うことを意識していなければならないのかなぁと思います。
|