「誰でも気軽に集まれる場が必要ではないか」
「もっと地域が子育てを助けていくという考え方が必要なのではないか」
「本当に支援が必要なのは悩みを訴えられない人たちではないだろうか」
っというような、子育て支援についての考えがあります。
では、どうしてゆけばこれらの考えは解決していくのでしょうか?
私は、まず、「誰でも気軽に集まれる場」として、、
「地域の誰でも集まれる場」→公園
を選びました。
そして、5・6カ所の公園の様子を見てきました。
すると驚くことに、そこは「公園デビュー」のまっただ中です。
どの公園も、ある程度のグループが出来ていて、とても1人で立ち入ることが出来ない状況でした。
(子どもを連れていれば、まだ入りやすかったかもしれませんが・・・)
この状況では、人と接することが少しでも苦手な人にとっては、公園に行くことが難しいのではないか と感じました。
この様な公園の様子では、誰にも訴えられずに家に入り込む親が増え、ますます、公園デビューの問題が深刻化してしまうのではないかと考えます。
「どうすれば深刻化しないだろうか」。
公園デビューの問題点を考えると、
「ただ場があるのではなく、人と人とを繋げるシステムの必要性」 があります。
なので、「公園で子育て支援をしてはどうだ!?」。
子育て支援センターの支援内容は、地域によって内容が違うと前回お伝えしました。
それに、子育て支援センターやひろば事業に力を入れていても、その数はまだまだ少ないという現状があります。
そこで、
「公園にスタッフ1人さえいれば子育て支援が出来るのではないか」
と考えます。
もし実現できれば、公園は日本中のどこにでもあるので、その公園周辺の状況(ニーズ)にあった、細かい子育て支援が出来るのではないだろうか思います。
また、公園でスタッフが、人と人とを結びつけるような役割をすれば、「公園デビュー」という問題も深刻にならないのではないだろうかと考えます。
なおかつ、公園という「誰でも利用できる公共の場」を利用することによって、スタッフの活動もボランティア団体との連携を簡単に組むことも出来、その結果「地域で子育てを支えよう」という考えが活性化されていくのでは と思っています。
実際に公園を利用して子育て支援を展開しているところはありますので、今後、参考にしていきたいと思いますが、公園を利用するからには、「開かれた雰囲気」であることが大切だと考えています。
*実はこれ。私が子育て支援を専攻していた学生の時に行き着いた、1つの答えなのです。
あなたは「公園での子育て支援」について、どう思われましたか?あなたの声を聞かせてくださいね。
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