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子育て支援:考え方のズレ

子育て支援センターには、園庭開放という事業があります。
(他にも、相談事業。サークル支援事業などいろいろありますが・・)


その園庭開放は、
各支援センターによって開放時間や開設日数、保育方法などにさまざまな違いがありますが、毎日数十組は訪れそのニーズは今や計り知れません。


園庭開放の内容のほとんどは、自由保育を中心にしており、子ども同士が遊んだり、親同士が会話をしたり、親子の関わりをしたりしています。
(自由保育とは、保育者が手遊びや工作などをするのではなく、子どもや親が、自主的に遊びやかかわりを作っていく保育の形態です。・・・たぶん。)


その中で、
親は育児の悩みを解消したり、子どもとかかわらない時間を持てることによってリフレッシュする。
子どもは、集団でのあそびや異年齢同士でのあそびを通して成長する。っというのが目標とするところにあるようです。


スタッフは、午前午後の各30分程、参加者(親子)を集めて手遊びやパネルシアターなどを行うことが多く、また、親の悩みを聞いたり、遊びを伝えたり、子どもと遊んだりしています。



しかし、
センター側の目的と利用者側の思いには少々の差があるように思えます。
先に述べたように、センターでは、親にリフレッシュしてもらったり、悩みを話してもらいたいっという思いから、「地域の子育ての中心に。子育てが楽しいものになるように応援する」というように考えているところが多いのですが、

利用者(親)の方は、
単に「遊び場が欲しい」「友達が欲しい」という思いだけで利用している方が多いようです。

サークル支援においても、サークル団体に手遊びなどの遊びを伝えたりする内容のということですが、ほとんどの支援センターで実績がなく、サークル活動をしたいという人の手助けがしきれていないというのが現状です。


この支援センターと利用者の若干の意識の違いを、今後、どう改善してゆけるかが課題であるように思います。本質的な目標はいいのですが、実際、違いが出来ていることを、センター側が考え、コミュニケーション作りの手助けに、もっと力を入れて取り組んでいく必要があるんですよねぇ☆


 



 



 


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