最近建てられた高層住宅マンションは、外観も内装も美しく、それでいて生活感もあり、防犯についても配慮された作りになっています。
しかし、10年以上前に建てられた高層住宅マンション・団地のエレベーター設置環境の多くは、機械室や物置などが置かれる、昼でも狭くて薄暗い場所に設置されています。
また、そのようなマンション・団地の中には、過疎化・老朽化が進み住居者が少なくなったものもあります。
その為、エレベーターに乗る前から、犯罪の危険性が高まってしまっています。
このようなエレベーターを設置しているマンションや団地には、空間を明るくしたり、エレベーターのドアの透明にしたり、生活感をだしたりするなど、人の目が届きやすくなるような工夫が求められます。
エレベーターの乗り方を考えていくだけでなく、それと同時に、エレベーターの設置環境についても考えていく必要があるのだと思います。
|